日本一決定戦 本戦 ジュニアカテゴリー 最終21位 使用構築
先日行われた
ポケモン 日本一決定戦の本戦 ジュニアカテゴリーに娘が参加しました。
その際に娘が使用した構築のご紹介になります。
日本一決定戦本戦のルールは
「ダブルバトル ランクバトル シリーズ5」ルール
が適用されます。
1つ前の大会である日本一決定戦予選から、また更に対戦環境が大きく変化したことと思います。
追加ダウンロードコンテンツ「鎧の孤島」に登場するポケモン(一部伝説ポケモンは除く)の使用が可能になった点
加えて鎧の孤島のメインポケモンでもある
「ウーラオス」の一撃の型、連撃の型などが使用出来るようになりました。
そしてガラル御三家の「キョダイマックス」の解禁と初代御三家から先に解禁されていたリザードンに続きフシギバナ・カメックスの「キョダイマックス」も解禁されました。
どれも強力なポケモン達ばかりです。
まさに新環境にガラっと変わってしまいました。
予選から次の本戦までの期間は約1カ月程で、この1カ月で新環境用のPTを作らなくてはなりません。
娘がずっと共に戦ってきて、今では1番大好きなポケモンだと言っていた「ドラパルト」を中心に考えることに
期間も限られているので娘も使い慣れていた1つ前の記事でご紹介したPTを軸に改良することにしました。
※ドラパルト・イエッサン♀・ウインディ・ゴリランダー・ドリュウズ・バンギラス
↑上記PTのウインディの枠をガオガエンに、ゴリランダーをキョダイマックス個体に変更したところ割と手ごたえがありました。
娘もランクバトルや仲間大会で試運転。
その際に「ウーラオス」がキツいから(連撃もキツいですが特に一撃)、トゲキッスを入れたいと意見を貰いました。
格闘・悪タイプにかなり一貫を取られていたのでフェアリータイプが攻撃面でも防御面でも必須。
イエッサン♀の枠をピントレンズトゲキッスに変更しました。これによりウーラオス入り構築とも大分撃ち合えるようになりました。
次に娘がもう一つキツいと言っていた「アーマーガア」入りのPT。
炎打点が「威嚇」持ちのガオガエンのみでアーマーガアは特性「ミラーアーマー」により威嚇等能力ランクを下げる効果をはね返します。
バンギラス・ドリュウズはアーマーガア1匹がかなりキツく、加えてエースのドラパルトの強味でもあるデバフをかけるダイマックス効果もアーマーガアは影響を受けません。
そこで娘と相談してドリュウズの枠を思い切ってエースバーンに変更することにしました。
炎枠2枚になりましたがエースバーンは特性「リベロ」を持っている為、タイプ変更が可能なので特には気になりませんでした。
またPT感で欲しい攻撃タイプの打点(格闘・鋼)を1匹で保管出来た為、非常にマッチしたと思います。
そして最後に基本選出となる並びを考えていた際にガオガエン・モロバレルの並びを使用されている対戦動画を見ました。
100%の命中を持つ「キノコの胞子」で相手ダイマックスエースを眠らせダイマターンを枯らした後に後続からの打開マックス。
またはガオガエンによる「威嚇」「捨て台詞」、そして新しい教え技の能力上昇をする相手を火傷にする追加効果を持つ「嫉妬の炎」
2種の盤面コントロールが選択可能な並びが非常に強力だなと感じそちらを参考にさせてもらいゴリランダーの枠をモロバレルに変更し6匹の並びが決まりました。
色々と微調整を繰り返しましたが、ランクバトルで予想以上にバナコータスが多く、少し前のシーズンに比べて「眠り粉」を採用しているフシギバナが増えた印象も受けていました。
対バナコーは1加速さえドラパルトが出来れば負けることは少なかったので、「眠り粉」で負け筋を引かないように、最終的に、この指でサポートが出来るトゲキッスの持ち物を「ラムの実」に変更したことにより完成となりました。
テラキオンやコバルオン入りのエルフーンやドラパルト叩きパ等にも対抗出来る並びも作れたと思います。(ドラパテラキは叩き擬装多いですが笑)
娘が今まで使用してきたPTの最終改良版ともいえるPTになったので、最後の調整である仲間大会でも扱いも問題ないと感じました。
これで臨んだ結果
最高1571 瞬間13位
ここからラスト1戦負けてしまったようで
最終1554 順位21位で終えました。
ベスト30位以内で来年の日本大会の参加権利を得れました。
もちろん娘はもっと上を目指していましたが、まだまだポケモンの勉強と対戦経験を積まないといけないなと感じました。
ともあれ、手探りながらいっぱい頑張っていたと思います。
娘と一緒にPTを考えたり対戦して練習したり、非常に楽しく素晴らしい時間を過ごせたことを嬉しく思います(^ω^)
来年も頑張って⭐️
さて個別解説になります。
記事の最後にレンタルPTもアップします。
ドラパルト
意地っ張り
特性 クリアボディ
H68 A116 B4 D68 S252
実数値
HP172
攻撃170
防御96
特攻×
特防104
素早さ194
持ち物 命の球
技
ドラゴンアロー
娘の最愛ポケモンであり構築のエースです❤️
娘にとって1番の思い入れがあったポケモンだと思います。
散々書いてきたのでハショリますww
※現在ランクバトルでは以下の陽気最速を使用しています
ドラパルト
陽気
特性 クリアボディ
H68 A174 B4 D12 S252
実数値
HP172
攻撃162
防御96
特攻×
特防97
素早さ213
臆病
特性 きょううん
H116 B52 C84 D4 S252
実数値
HP175
攻撃×
防御122
特攻151
特防136
素早さ145
持ち物 ラムの実
技
てだすけ
調整はピントレンズを持たせていた時の名残りです。
現在ランクバトルで使用する際の調整は
H116 B52 C20 D68 S252
実数値
HP175
攻撃×
防御122
特攻143
特防144
素早さ145
バナコータスに厚くする為、D調整し直しました。
これにより
控えめ命の球フシギバナのヘドロ爆弾(ダイアシッド)を高確率で耐えられるようになりました。
※確定耐えまで調整したい場合はDに124も割かないといけません。
臆病球ヘドロ爆弾(ダイアシッド)は確定耐えします。
対フシギバナコータスを相手どる際に隣のドラパルトがダイジェットもしくは龍舞から入る際にサポートをします。
また臆病最速の理由として、最速タスキモロバレルが増えたことも起因しており、相手のダイジェット+1モロバレルの上を取る為に最速にしてあります。(1ダイジェットサポートを受けた最速モロバレルはS実数値135)
また晴れ下ではない最速フシギバナとの同速も意識しています。
最速トゲキッスは1ダイジェットで最速ドラパルトも抜けます。
ピントレンズからラムの実に変更したのは大正解で、このあたり多かったダイマックスエースを流すトゲキッス+あくびカビゴンの並びに対してトゲキッス+龍舞バンギラスの並びがこちらのダイマックスを消費せずに大幅に削っていけるという副産物も産み出しました。
(ガオガエン+バンギラスから入り、猫+龍舞→ガオガエンは捨て台詞でトゲキッスに交代→バンギラスが1龍舞雪崩+砂ダメージでカビゴンや後出しガオガエン、トゲキッスを大幅に削ります)
この為、ダイマックスを切るタイミングにはあくびで流されることがありません。
フシギバナもですが、最速モロバレルにあくびカビゴンと現在のダブル環境は割と催眠環境なので、このゆびとまれサポートがラムの実を持つことで大きなアドバンテージを取れると思っています。
攻撃面では
対ウーラオス性能も申し分ありませんし、
ゴリランダーに対しても1匹で圧倒的に強いポケモンでした。
腕白
特性 威嚇
H244 A4 B60 D92 S108
実数値
HP201
攻撃136
防御129
特攻90
特防122
素早さ94
持ち物 フィラの実
技
しっとのほのお
かなりSに割いたガオガエンです。
B補正をかけて補いました。
防御は1威嚇を入れれば陽気命の球エースバーンの「とびひざげり」を確定耐えするギリギリラインです。
Sのラインは環境に多いガエンバレルのガオガエンより1速く調整してますので、同族対決でS負けはほとんどありません。
相手のダイマックスエースではないと思うほうにねこだましを撃ちモロバレルの「キノコの胞子」を通す動きをしたり、バフ効果の多いキョダイマックスエースバーンに対し、モロバレルが「怒りの粉」サポートにより、「嫉妬の炎」で火傷を狙ったりします。
また捨てゼリフで後発のバンギラスおよびドラパルトの「龍の舞」サポートへと繋ぐ動きも視野に入れて立ち回ります。
ガエンバレルの並びは娘は沢山練習したのもありうまく動かせたのではないかな?と思います。
特殊技の嫉妬の炎を採用しているので6V個体を使用しています。また数は減った印象はありますが鉄壁ナットレイ対策にもなっています。
ドリュウズが外れたことにより少しブリムオンイエッサンに弱くなってしまってはいるので、嫉妬の炎の枠はバークアウトと選択でもいいと思います。
臆病
特性 再生力
C252 D4 S252
実数値
HP189
攻撃×
防御90
特攻137
特防101
素早さ90
持ち物 気合いのタスキ
技
キノコのほうし
いかりのこな
最速タスキモロバレルです。
現環境でもかなり増えた型ではないかな?と思います。
ガエンバレルの並びはもちろんですが、
後発にあえてモロバレルを控えさせておき
ドラパルト+モロバレル
の並びなどが作れた際にはダイジェット+1キノコの胞子を狙える盤面も作れることがあります。
そちらも頭に入れておくと非常に強力だと思います。
またCSに振り切っているので滅多に使用することはないかもしれませんがダイマックスをモロバレルで切るのも強い時があります。
何もしなくてもヘイトを集めるポケモンなので、そこを逆に利用した立ち回りをするのも強いと思います。
キノコの胞子は強力ですが、柔軟に対応する立ち回りが出来るよう娘には沢山練習させました。
場持ちをよくしたい場合はギガドレインを守るにするのも一考です。
エースバーン
陽気
特性 リベロ
A252 D4 S252
実数値
HP155
攻撃168
防御95
特攻×
特防96
素早さ188
持ち物 達人の帯
技
かえんボール
とびはねる
補完枠です。
PT全体で厳しいアーマーガア構築に対応する為に採用しました。
命の球はエースのドラパルトに持たせているので達人の帯に。
特性「リベロ」との相性が非常に良いアイテムですので、球をエースバーンに持たせられない時にはオススメかもしれません。
技は不意打ちの採用も悩みましたが、ドラパルトを相手どる為に採用したポケモンではない為、不意打ちは採用せず今回のPTでは欲しい範囲の技を採用しました。
ノーマルタイプの高耐久ポケモンが増えたのもあり、「とびひざげり」は切れないと思います。
選出率は低かったと思いますが、出せば活躍したそうです⭐️
陽気
特性 砂起こし
H100 A140 B4 D12 S252
実数値
HP188
攻撃172
防御131
特攻×
特防122
素早さ124
持ち物 弱点保険
技
うっぷんばらし
まもる
ダイマックスをどちらで切るか?というほど
この構築においてドラパルトと並ぶ2大エース。
この指、捨てゼリフ補助etcさらには弱点保険警戒で、バンギラスは龍の舞を積むタイミングはドラパルト以上に多いと思います。
1龍舞を積めた状態でダイマックスを切るのも強いですが、ドラパルトでダイマックスを切り1龍舞バンギラスと2匹でダイホロウ補助やダイジェット補助と盤面を制圧する並びを作れた場合の強さはこの構築の核と言っていいほどの並びなのでとてつもなく強力です⭐️
過去記事に散々書いてきたのでバンギラスもハショリますww
以上が個別解説になります。
ドラパルト・エースバーン・モロバレルが♀なのは一応メロメロ対策ですww
基本選出
①
先発
後発
ドラパルト+バンギラス
先発ガエンバレルで相手のダイマックス消費を狙ったり、威嚇や火傷、捨てゼリフ補助でバンギラスorドラパルトと有利な方が龍舞を狙っていきます(バンギラスが多いです)
ドラパルトかバンギラスどちらでダイマックスを切るかは臨機応変に。
先にも書きましたが1龍舞バンギラス+ダイマックスドラパルトの並びが作れた場合の制圧力は凄まじいです。
対トリックルームにもこの4匹の選出が多いです。相手のトリル指導役とサポートによっては先発にバンギラスを持っていく場合もあります。
②
先発
ドラパルト+トゲキッス
後発
リザードン入りバナコータスの場合はドラパルトのダイジェットでバンギラスを1加速させることも念頭に入れて立ち回ります。
基本軸以外にも柔軟に組み合わせを変えることが出来るPTです。
アーマーガア入りなどにはドラパルトの枠をエースバーンの選出にしたりします。
長くなりましたがここまで読んで頂きありがとうございます😊
物心つく前からポケモンに囲まれて触れてきた娘。
はじめて憧れた女の子はどこかのお姫様とかではなく、アニメポケモンXYのセレナでした。
小さな頃アニポケを見ながらセレナの真似をしてコッソリハサミを使い髪を切ってわたしに怒られたのも今ではいい思い出かもしれません。
※思えば娘にはじめて本気で怒ったのはその時かもしれません。
憧れたセレナみたいな女の子・・・になっているとは思えませんが笑
少なくともポケモンが大大大好きな子にはなったようです⭐️
自由な発想と純粋にゲームに向き合う姿勢と、わたしよりもポケモントレーナーとしての才能はあると思うので、これからもポケモンと共に成長してくれたらなぁと思います(o^^o)
蔓延するコロナウイルスの影響で今年は世界大会の中止など色々と残念な形にはなりましたが、ゲームポケモンに限らず来年は良い方向に向かってくれたらと願います。
来年は娘がもっと上を目指せるよう全力でサポートしていきたいと思います。
そして親子共々ポケモンを楽しんでいけたらなと思います。
もっともっとポケモンを大好きになれたらなと
次は冠の雪原ですね(^∇^)
もっともっとポケモンを楽しんでいきましょう
最後にこの構築のレンタルPTになります。
トゲキッスを再調整し直した改良版になります。
今日現在ダブルルールシーズン9で2桁順位をキープしてるPTなので弱くはない・・と思います笑
是非使ってみて下さい⭐️
ドラパルトの縫いぐるみ発売してー
はやくぅ〜❤️